Search

検索したいワードを入力してください

室内のムカデ対策の方法・グッズ・薬|ヒノキ/ハーブ

更新日:2020年08月28日

ムカデは凶暴で攻撃性が高くて、噛まれると毒があり腫れてしまいます。そのムカデ対策としてムカデを遠ざける方法から、ムカデを侵入させない対策があり、殺虫剤以外の精油を使った防除方法もあります。もちろん害虫対策として殺虫剤を使ったムカデ対策も併せて紹介しました。

室内のムカデ対策の方法・グッズ・薬|ヒノキ/ハーブ

ムカデの対策方法

ムカデは気持ち悪い動きをする外見もよくない虫ですが、毒も持っていますので噛まれると痛い目にあってしまいます。ただの不快害虫でなく、危険な生き物で注意が必要です。

今回はそのムカデについての対策方法を、噛まれたときの対策や家に入れない対策他を紹介していきます。ムカデを自宅や屋外で見かけたら噛まれないように、気を付けることがありますので参考にしてください。

ムカデとはどんな生き物か

日本で言われるムカデは、オオムカデ目のトビズムカデやイシムカデ目のイッスンムカデなどの、足の多いムカデ型の生物のことです。ムカデの体は、頭部と歩く肢が対になって並んでいる胴部で構成されています。ムカデの頭部には1対の触角と口と顎である顎肢がついています。

全てのムカデが顎肢に毒腺を持っていて、毒で昆虫他を捕食する肉食の虫です。胴体には1対の歩く肢があり、その数は目によって変わり15対から多いもので170対にもなります。ムカデは脱皮を繰り返して成長し、寿命は約6~10年ほどです。

ムカデの性質は凶暴で肉食です。小動物さえ捕食しますし、ヒトに対しても攻撃してくる場合があります。大型種の多くはさらに凶暴で、人間が触れると手当たりしだいに噛み付いてきます。顎に毒を持ち、噛まれると痛いですが死ぬまでの猛毒は持っていません。しかし、体質によりアナフィラキシーショックを発症する事もあります。

ムカデの野外でのすみかは

ムカデは他の虫を捕食するために、草むらや落ち葉の下、石垣の隙間他に生息し、主にゴキブリやバッタを捕まえて食べるといわれています。まれに木の枝にいて、空中にいる蛾さえも体を伸ばして捕食します。主に林の中に住んでいますが、民家の庭や鉢植えの中、さらには床下にも住み着きます。

ムカデの種類について

日本にはムカデは約130種がいて、人間に危害を加えるのは「トビズオオムカデ」「アオズオオムカデ」「アカズオオムカデ」の3種類です。日本で「オオムカデ」と呼んでいるのは、一つの種類のムカデではなくて、オオムカデ目・オオムカデ科に属するムカデ全般のことをいいます。

日本でオオムカデ科に属するのは、「トビズオオムカデ」「アカズオオムカデ」「アオズオオムカデ」他で沖縄には「ハブオオムカデ」「タイワンオオムカデ」他がいます。

トビズオオムカデ

日本国内ではオオムカデと言われる虫で最も多いのが、「トビズオオムカデ」で、「トビズ」という名は、頭が鳶色(赤褐色)であることからきています。歩く肢は基本的には黄色の場合が多く、体長は8cm~15cm程度ですが最大で約20cmにもなるムカデで、本州以南~沖縄まで分布しています。

色具合の良い「トビズオオムカデ」は、ペットとして飼育する人もいます。飼育する人にとって、体色は価値を決める重要な要素です。

アオズオオムカデ

「アオズオオムカデ」は、頭部・胴体が暗緑色、歩く肢は黄色または橙黄色なのが特徴です。体長は最大で約10cmになるムカデで、青森県以南に分布しています。「トビズオオムカデ」の亜種に分類されています。

アカズオオムカデ

「アカズオオムカデ」は、頭部と歩く肢が赤色または橙色なのが特徴で、体長は最大で約7cmになるムカデです。「アオズオオムカデ」と同じく「トビズオオムカデ」の亜種に分類されます。

次のページ:ムカデの被害とは

初回公開日:2017年12月27日

記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related