ゴキブリ対策にハッカ油は効くの？使い方・作り方
更新日：2020年08月28日
- ハッカ油のゴキブリへの効果
- ゴキブリが侵入してくる原因
- ゴキブリ対策はどのタイミングで行うのが効果的か
- ハッカ油のゴキブリ対策での使い方
- ゴキブリ対策のハッカ油の使い方
- ゴキブリ対策でハッカ油はどれくらい持続するのか
- ハッカ油と相性の良いゴキブリ対策効果アップアイテム
- ゴキブリのさまざまな種類
- ゴキブリに室内で卵を産ませないように工夫する
- ゴキブリの侵入を防ぐ対策
- ゴキブリの侵入経路別対策方法
- ハッカ油を使う際のメリット
- ゴキブリ対策としてハッカ油を使用する時に注意すべき点
- ハッカ油と合わせて効果的なゴキブリ退治
- ハッカ油を手に入れる方法
- アロマを使ってゴキブリ退治
- ゴキブリを発見したらまず音を出さないで慌てないこと
- ハッカ油を使って快適にゴキブリ対策をしよう
ハッカ油のゴキブリへの効果
夏の夜になると、カサカサカサと耳障りで不快な足音が聞こえるようになります。その正体はゴキブリです。ゴキブリの駆け出す姿を見るだけでもこちらに飛んでこないか不安になり、絶叫してしまいそうなくらい苦手という方も多いことでしょう。
高温多湿なことが特徴である日本の夏の気候は、ゴキブリが快適に過ごしやすく、ゴキブリに好まれやすい環境となっています。
そこで今回は、ゴキブリにハッカ油の効果があるのかと言うことと、ゴキブリの性質やゴキブリが好む条件などを紹介していきます。
そもそもハッカ油って何？
「ハッカ油」という言葉は聞いたことがあるけれど、いまいちピンとこないと言う方が多いでしょう。そもそもハッカ油とは、シソ科の多年草である歯茎を乾燥させ、それに含有されている精油を水蒸気蒸留で分離させ、4度以下に冷却した時に発生するメントールを主体としてできた、淡い黄色の液体のことを意味します。
原料としているハッカは、その種類が多く、主成分にも大きい違いがあるため、違う名称で呼ばれることが多いです。
ゴキブリが侵入してくる原因
ゴキブリは外から侵入してくることと室内で卵がかえりゴキブリが増えることが主な発生原因となります。ゴキブリは生きるために水や餌を求め、その結果、室内をあちらこちらと徘徊します。
また嗅覚が非常に優れてるため、食べ物のおいしい匂いを学習し、一度覚えた匂いでどのように部屋に侵入しようかと考えています。このゴキブリの優れた嗅覚と餌を求める行動がゴキブリの侵入の原因となります。
ゴキブリの求愛行為
ゴキブリが求愛行動をする際に発生するゴキブリフェロモンは、その時の天候条件や風向き、湿度や気温により条件は変わりますが、2キロ先のゴキブリまでフェロモンがとどくとされています。
ゴキブリの性フェロモンは、メスのゴキブリが自分の居場所をオスのゴキブリに知らせて誘うために発している匂いです。オスのゴキブリは、メスのゴキブリが放つ性フェロモンに釣られて、メスのゴキブリを探しに行きます。この求愛行動が、ゴキブリが家に侵入してくる原因となります。
この性フェロモンはオスだけでなくメスのゴキブリも匂いを感知して寄ってくる習性があります。このゴキブリの放つ性フェロモンは、実はメスのゴキブリのフンの中に含まれています。ゴキブリの糞を見たら掃除した方が良い、と言われるのはこれが理由です。
一匹のゴキブリの侵入がたくさんのゴキブリを呼び込んで、侵入し繁殖したりする原因となっています。この性フェロモンは同じ種類のゴキブリ同士にしか効果がなく、他の種類のゴキブリを誘い込む効果はありません。
どうしてゴキブリを駆除した方が良いのか？
ゴキブリは生命力がとても強く、高温多湿な夏になると活動が一層活発になります。いつの間にか室内に入り込み、見えないところで巣を作るため、一匹見ただけで駆除するのはかなり大変です。
駆除するのが難しい理由は、ゴキブリの卵しょうと呼ばれるあずき型をしている1cmぐらいの黒いカプセルが原因です。この中には卵が30個前後入っており、一度に大量に孵化してしまうため、ゴキブリの数がすぐに増えてしまいます。
そして、メスのゴキブリが、一生のうちに産む卵しょうの数は20個以上です。すなわち、合計するとメスの一生のうちに600個以上もの卵から子ゴキブリが孵化してしまう計算になります。ゴキブリの生命力の恐ろしさがよくわかる事例の一つでしょう。
ゴキブリは人に不快感を与える不快害虫であるとともに、機械などの内部に侵入してきて機械の不具合を起こす原因となったり、体についている菌をあちこちに撒き散らす衛生害虫であり、まさしく全ての害虫の要素を兼ね備えた存在です。
ゴキブリの発生しやすいと言われる場所
ゴキブリが発生しやすいと言われる場所としては、まずキッチンやエアコン、トイレや洗面所、風呂場などがあげられます。
キッチンには、排水やガスなどあらゆる配管が、壁を通して外部へと繋がっています。ゴキブリはとても臭いに敏感な害虫ですので、キッチンから食べ物の良い匂いに誘われて配管を通して侵入してきます。
エアコンは、部屋と外部をホースでつないでいるため、そこからゴキブリが侵入してきます。締め切ってるのになぜかゴキブリがいる場合は、エアコンのホースから入ってきたと考えられます。
トイレも、給排水の配管部分が外部と繋がっているため、生きていくために必要な水分を求めて、ゴキブリが配管から侵入してきます。なお、トイレはゴキブリにとって特に安全な場所であるため、卵を産みやすい場所となっています。注意してください。
ゴキブリの寄ってくる好きな匂い
ゴキブリにも好きな匂いと嫌いな匂いがあります。ゴキブリの好きな匂いは、干しエビや煮干し、ネギの匂い、玉ねぎやにんにくの匂い、チーズや砂糖、油の匂い、生ゴミやアンモニア臭、ゴキブリの糞の匂い、ハーブ系ではユーカリやバニラビーンズ、アニス（シード）などの甘い香りを放つハーブを好みます。
初回公開日：2017年10月20日
記載されている内容は2017年10月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。