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カビ掃除の方法|エアコンの吹き出し口/洗濯槽/風呂の天井

更新日:2020年08月28日

11月に入り、年末に向けて慌ただしくなってきました。今回は各場所のカビ掃除の方法をまとめました。普段気づかないところにも多くカビは潜んでいます。ぜひチェックして年末の大掃除に役立ててください。部屋をきれいにして、爽やかに新年を迎えてください。

カビ掃除の方法|エアコンの吹き出し口/洗濯槽/風呂の天井

場所別カビ掃除の方法

11月に入り、そろそろ年末の大掃除が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。毎日忙しく掃除もままならない、暖房のエアコンをつけ始めたけどカビが心配という声も聞こえます。そこで、家の中でカビがいそうな場所をピックアップし、各場所別のカビ掃除の方法を紹介します。

エアコンの吹き出し口

部屋のカビと聞いて真っ先に思い浮かべるのが、ここエアコンです。エアコンは、スイッチひとつで部屋を温度を調整してくれる便利な家電ではありますが、カビが繁殖する危険の多い場所です。鼻炎やぜんそくを引き起こす危険性もあり、小さいお子さんがいるご家庭では心配です。では、早速エアコンの掃除方法をご紹介します。

カビの繁殖しやすい場所は?

エアコンの中で特にカビが繁殖する場所は、カビのエサとなるほこりやゴミがたまるフィルターや風の通る吹き出し口、そしてその奥にある黒いファン、フィルターを外すと見えるフィンという場所です。

フィルターは、部屋の空気をとりこむ時に一緒にほこりやゴミを取り込んでしまうので、月に一回は掃除機をかけるなどしてお掃除しましょう。時間がある時にはシャワーで水洗いしてきれいに汚れをとることも必要です。その後は、しっかり乾燥させて水分が残らないようにしましょう。

掃除法は?

吹き出し口の掃除は、洗浄液をかけてブラシや雑巾で汚れを落としていきます。羽の部分であるルーパー部分の汚れも指で回しながら汚れが残らないように磨きましょう。

この時、コンセントを切っていないと突然動き出して指を切断する恐れもあるので、掃除の際はコンセントが抜いてあることを確認してください。洗浄液が残らない用に最後に固く絞った雑巾で拭きあげることも重要です。

最後に、ファンの掃除は注意が必要です。向かって右側にある電装部が濡れてしまうと故障の原因になるので、掃除するときはビニールで覆いましょう。濡れる危険がなくなったら、市販の洗浄スプレーで掃除します。

このとき、ファンにほこりやゴミがたまっているとスプレーによって汚れが固まってしまう恐れもありますので、心配な時は業者に頼むことをお勧めします。

内部の掃除は終わりです。エアコン外側にもほこりがたまっていますので、しっかり雑巾で拭きとっておきましょう。

洗濯槽の掃除方法は?

最近、洗った洗濯物や洗濯槽から異臭がする、時々洗濯物に黒いカスのようなものがついていたり洗濯物に黒い斑点がついているというときは、要注意です。それは、洗濯槽のカビが原因です。では、早速その掃除方法をご紹介します。

①まず洗濯機内外の見える汚れを落とす。
②洗濯機に40~50度のお湯を高水位で溜めて、そこに酸素系漂白剤を入れる。
③洗濯機を普通に5分程度まわす。←撹拌して洗剤を行き渡らせることで、黒い汚れが浮いてきます。
④その後半日ほどそのままの状態で置いておく。←寝る前に行って一晩置くのがです。
⑤浮いてきた汚れをごみ取りネットなどですくう。
⑥排水せずに再び洗濯機を5分程度回す。止まったら、浮いている汚れをすくう。←この作業を繰り返し、汚れが出てこなくなるまで繰り返す。
⑦汚れが浮いてこなくなったら、排水する。
⑧新たにきれいな水を入れ、すすぎ~脱水作業を行う。
⑨洗濯機のごみ取りネットの確認。←ゴミがたまっていたら捨てましょう。
⑩洗濯槽内を乾拭きする。

新品の洗濯機でも3か月もすればカビが生えてきます。まだ綺麗なうちに定期的に掃除することを心がけましょう。

風呂の天井は?

お風呂の掃除は、とにかく面倒で特に天井なんて手も届かないし、と放っておいてはいけません。しばらくすると天井に黒い点が現れます。それはまさにカビです。天井からカビの胞子がふってくるという危険な場所になってしまいます。

注意点と準備

掃除するに当たって、まず注意することが3つあります。1つ目は窓を開ける、または換気扇をつけることです。塩素系の洗剤をしようすることもあり危険です。2つ目は、天井に直接スプレーをかけるのはやめましょう。保護していない肌に直接塩素系の洗剤がかかってしまう恐れがあります。

3つ目は、手が届かないからといって浴槽の淵に足をかけたり、お風呂用のいすに上がって掃除をするのは危ないのでやめましょう。用意するものは、長い柄のついたブラシ、レインコート(100均で売っているポンチョタイプが使いやすい)、帽子、メガネ(水中メガネがいいでしょう)、マスク、ビニール手袋、そして洗剤です。

塩素系洗剤は気を付けて

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初回公開日:2017年11月04日

記載されている内容は2017年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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