Search

検索したいワードを入力してください

ボタンの種類9つ|種類別ボタンのつけ方4つ・ボタンは何語か

更新日:2020年08月28日

服に使われているボタンにはさまざまな種類があります。ボタンはその用途により、大きさや素材、デザインにちがいがあります。使われる状況に合わせて、たくさんのボタンが作られています。今回は、いろいろなボタンの形態や使われ方についてご紹介します。

ボタンの種類9つ|種類別ボタンのつけ方4つ・ボタンは何語か

トグルボタンとは、留め釘・留め木という意味のトッグルという長細いボタンを、反対側の布地のひもに引っかけて留める種類のボタンです。

高級なダッフル(ベルギーの町の名前)コート(イギリスの海軍が手袋のままでも脱ぎ着できるように作られたコート)に使われているトグルボタンは、水牛の角で作られています。

種類6:リベットボタン

リベットボタンとは、機械を使って打ちつける、上下2つのパーツからできた鋲のことで、生地や縫い目が切れないように補強する種類のボタンです。

定番ジーンズには合計6個のリベットバーと呼ばれる、ポケットの補強をする金具が付いています。リベットと呼ばれる金具をデニムの生地の上から、バーと呼ばれる留め具に挿して留めた物です。洗う機会の多いジーンズから取れないように、しっかりと固定されています。

種類7:カフスボタン

カフスボタンとは、左右の袖をチェーン付きのボタンで留める方式の種類のボタンです。

17世紀のフランスの上流階級で始まったカフスボタンは、装飾品としての意味合いが大きいボタンです。産業革命によって一般にも出回るようになりました。左右にボタンホールが開けられた袖で使用します。

カフスを留めるボタンには鼓(つづみ)ボタンもあります。鼓ボタンとは、2つのボタンがフックまたは糸やひもで繋がっているボタンです。

種類8:コンチョボタン

銀製のインディアンジュエリー・コンチョ(貝殻という意味が訛ったもの)ボタンは、2つの皮革をしっかりと挟み込むタイプの種類のボタンです。

皮革を使う工芸はレザークラフトと呼ばれています。堅い皮革には、コンチョボタンが使用されます。ボタンは工具や木槌を使い、皮革にしっかりと固定していきます。硬質なボタンを取りつけることで、レザークラフトに風格が与えられます。

種類9:タックボタン

タックボタンとは、はめ込み式の上下2つに分かれた金具を生地に機械で打ちつけて、布同士を合わせて装着する種類のボタンです。

タックボタンの素材は真鍮やアルミ、ステンレスや銅などの金属と、ポリエステルやナイロン、ラインストンなどです。固定か首振りタイプが使われています。クローズドタイプ・中央に穴が開いているドーナツタイプ・すり鉢・いびつ・アール・フラット形状、サイドロゴ入りなどのデザインがあります。

革製品のボタンをハンドメイドで!

「Next Life Innovation store レザークラフト ホック打ち 工具」は、革製品やアクセサリーのハンドメイド好きな人に、ホック40個セットの大商品です。

ブロンズ製のタックボタンなどの種類を、革製品に簡単に打ちつけることができる便利な工具セットです。必要な工具が揃っていて、女性でも手軽に利用することができます。値段もリーズナブルで大好評の商品です。

ボタンのつけ方

ボタンのつけ方は学校の家庭科の授業などで習いますが、この機会に正しい方法を学んでおきましょう。

最初はボタンをつける位置がずれたり、ボタンの穴になかなか針がとおらなくてたいへんですが、慣れれば短時間で簡単につけることができるようになります。

2つ穴の時

ボタンが2つ穴の種類の時は、布に刺す針の幅を、ボタンの穴の位置より狭くするときれいに仕上がります。

表面に糸の結び目を出し、ボタンをつける位置の布を1回すくいます。布とボタンの間に糸足(糸に糸を巻きつけたもの)をつけてから、2・3回ボタンに糸をとおします。糸足に、上から2・3回糸を巻きつけます。巻いた糸がゆるまないようにからませてとめます。裏に針をとおして結び目をつくり、表に針を戻して糸を切ります。

4つ穴の時

ボタンが4つ穴の種類の時は、ボタン専用などの丈夫な糸を使うことがポイントです。

まずは穴の片側2つを二重に縫います。もう片側の穴2つも二重に縫い、ボタンと布の間に針を出して、3・4回、くるくるときつく巻きつけます。ボタンの際の布をひとすくいしたら、糸を玉どめして切ります。

4つ穴のボタンの時は、クロスに糸を交わしてかわいく縫いつけることも可能です。

足つきの時

次のページ:ボタンに合ったつけ方を

初回公開日:2017年09月21日

記載されている内容は2017年09月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related