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ガスコンロがつかない原因と対処法|片方/電池/水/温度センサー

更新日:2020年07月14日

毎日使うガスコンロが、突然つかなくなってしまったときどうしますか?故障したと思って、修理依頼する前に確認しておきたいことがいくつかあります。修理する場合の相場料金や注意点、ガスコンロの寿命なども含めて、ガスコンロのトラブルの原因と対処法をご紹介します。

ガスコンロがつかない原因と対処法|片方/電池/水/温度センサー

安全装置が働いてガスコンロがつかない

点火ボタンや点火つまみから手を離すと火が消えてガスコンロがつかない状態のときは、温度センサーがついていないガスコンロの場合、立ち消え安全装置が働いている可能性があります。これは、煮こぼれや強い風によって、万が一コンロの火が消えてしまっても、安全装置が働いて自動でガスを止めるという役割を持つ装置です。

安全装置は、ガスバーナーの近くにある鉛筆の先のようなものです。この安全装置が油やスス、焼け焦げなどがこびりついた状態になっていると、うまく反応できずに通常の使用でも、安全装置が反応してしまって火がつかないことがあります。

この安全装置は、とてもナイーブな部分です。汚れている場合には、ゴシゴシとこずらずに、中性洗剤をしみこませた綿棒や布などでやさしく拭き取るようにしましょう。傷つけてしまうと、火がつかないこともあります。

久しぶりに使ってガスコンロがつかない

ガスコンロの口がいくつかある場合、調理に使うのはある程度決まってきます。なかにはほとんど使わないガスコンロもありますし、長期に家を空けた場合なども久しぶりにガスコンロを使って、なかなか火がつかないというケースがあります。

その場合には、まずガス器具の目詰まりを疑いましょう。使わないとガスの通りもないため、知らず知らずのうちに、他のガスコンロで使った油などが目に詰まって火がつかない原因になります

また、長期に家を空けた場合に考えられるのは、ガス管に空気が混じってしまって、火がつかない可能性があります。この場合には、何度か点火を繰り返しているうちに、ガスのエアーが抜けて正常に機能するようになるので、それほど心配する必要はありません。

カチカチいわない

ガスのスイッチを入れると、カチカチという音がします。しかし、この音がせず、ガスコンロに火がつかなかい場合、どのようなことを疑えばいいのでしょう。

まず疑われるのが電池か電池ボックスからの配線切れです。電池が原因の場合には、いきなりカチカチいわなくなって、火がつかないということは考えられません。その前に、点火するまでの時間が長くなったなどの原因があるはずです。

そして、特に考えられるのが配線の断絶です。なにかの拍子に切れてしまったか、腐食、あるいはネズミの仕業も疑いましょう。

新しい電池を入れ替えても、カチカチいわない、あるいは片方だけカチカチいわず、火がつかないという場合には、裏返してみて電池ボックスから出ている配線がどうなっているのか確認してみましょう。線の色をたどってみて、途中で切れていたり、外れていたりしたらこれが火のつかない原因の可能性があります。

上手に繋げそうであれば、自分でも簡単にできます。しかし、やってみても火がつかない、不安だという場合には、修理費はかかりますが、やはり専門のガス器具を扱うところに相談しましょう。地域の出入りの業者さんであれば、ほとんど無料で修理してもらえます。

元栓が閉まっていてガスコンロがつかない

スイッチを押したとき、パチパチと火花が散っているにもかかわらず、ガスコンロの火がつかないという場合はガスの元栓が締まっている可能性もあります。

長期間の旅行などで、ガスを使わないときなど元栓を閉めることがあります。また、ガスレンジの掃除のときなどにも元栓を閉めることは、安全の面からみて必要なことです。しかし、このガスの元栓を閉めてしまったことをすっかり忘れてしまい、ガスコンロがつかないと大騒ぎしてしまうこともあります。

また、ガス栓のキャップも確認しておきましょう。ガス栓のキャップが外れていたり、ズレていたりすると、安全装置が働いてガスの供給をス有数させてしまうため、当然ガスはつかないことになります。ガスの元栓をしっかりと確認することで、ガスコンロが通常に戻ることもよくあります。

ガスソフトコードが折れてガスコンロがつかない

ガスコンロへガスを供給するためのガスソフトコートが、何らかの原因で折れてしまったため、ガスコンロがつかないことがあります。折れてしまうと、ガスがコンロまで行きませんから、ガス不足でコンロには火がつかない原因になります。ガスのホースをたどって、折れていないかどうか確認しましょう。

バーナーキャップが原因でガスコンロがつかない

バーナーキャップは、ガスコンロの中央に取り付けられている部品です。掃除をするときに、パカっと外すことができます。バーナーキャップには、ススがついて目詰まりなどが起こりやすく、火がつかない原因になります。また、吹きこぼれによって油などが冷えて固まって火がつかないなど、とにかく汚れやすい場所です。

バーナーキャップは、ガスコンロ専用の金ブラシでしっかり汚れをこすり落としましょう。また、戻すときにバーナーキャップがズレていたり、指定されている位置と違った位置で取り付けてしまったりするとガスコンロに火がつかない原因になります。戻すときは、しっかりと確認してから取り付けるようにしましょう。

鍋なし検知機能が働いてガスコンロがつかない

ガスメーターのランプが点滅している

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初回公開日:2017年11月20日

記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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