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スキレットの手入れの方法|簡単/最初/ih・メーカー別の手入れ

更新日:2020年08月28日

スキレットってご存知ですか?アウトドア用品とか「お手入れが大変」というイメージをお持ちの方も少なくないでしょうが、意外にも普段の料理で幅広く使えてしまうのです。そんなスキレットのレシピやお手入れ方法を、ここでご紹介していきます。

スキレットの手入れの方法|簡単/最初/ih・メーカー別の手入れ

スキレットはトーストでも、粉からふるい合わせてこね成形して焼くパンも、どちらとも焼き上げてしまいます。トーストを焼くのならスキレットを熱して、熱くなったら好みのパンや、トーストを入れて焼くだけでいいんです!

熱が均一に伝わり冷めにくいので、最後まで熱々のパンが食べられますね。焼き加減を直に見てながら焼けることも、大きな魅力のひとつです。休日はスキレットで焼く、というように家族内のルールができたら、いつものトーストが〝ささやかな贅沢〟に代わるかもしれません。

スキレットで「ちぎりパン」や「フレンチトースト」を焼くのもいいですね。ただその場合、お手入れ面で気をつけるべきことは、やはり「温度」でしょう。火加減には少しだけ、気を付けてくださいね。

スキレットを中火で熱して、熱くなったらトーストを入れて焼き加減を伺うわけですが、一度熱くなったら温度がなかなか下がりません。なので、弱火にするのを忘れないようにしましょう。使用後のお手入れ時は熱々のスキレットに、間違って触ってしまわぬようにくれぐれも、ご注意ください。

スキレットで野菜を焼く

鋳物製のスキレットは手に取るとずっしりと重たく、持ち運びに関しても少し不便ではありますが、逆にそれが特徴と言えるでしょう。熱を均一に回して、素材の旨みを逃さない調理が実現できるのです。

お手入れに関しても多少の手間を取られるかもしれませんが、「手をかけてあげること」が、かえって愛着となじみ感をもたらしてくれるはずです。スキレットは肉に魚、野菜などの必要な食材を入れて焼くだけで、旨みを「ギュッ!」と凝縮してくれるのです。

例えば、ご自宅にある野菜をひと口大に切ってスキレットに並べ、塩とオリ、ブオイルをかけて蓋をして蒸し焼きにするだけで、立派なひと品が完成します。きっと野菜本来の甘味やうま味が存分に感じられることでしょう。食事のメニューに困っても、野菜とスキレットさえあれば安心できそうですね。

スキレットで蒸してプリンを作る

スキレットは焼くだけではなく、蒸し料理だってできてしまうのです。スキレットはコンパクトなサイズであれば、蒸気が回るのが早いので、蒸し上がるというメリットがあるのです。

スキレットカバーがあればよいのですが、なければ同じサイズのスキレットを逆さにして蓋代わりにするとよいでしょう。スキレットをひとつ以上揃えるのは大変かもしれませんね。家族の人数分は難しいとしても夫婦2人分、あるいは2~3個あると、食卓がにぎやかになったり、スキレットで複数のメニューを作って皆で取り分けると楽しくなりそうです。

スキレットの数がひとつ増えるごとに、お手入れの手間も増えて大変かもしれませんが、パートナーや家族に手伝ってもらい、シーズニングを含めたお手入れの時間を、コミュニケーションタイムにしてしまうのもよいのではないでしょうか。

混ぜて焼くだけもおまかせ

スキレットは、直火でもオーブンでも調理ができます。フレンチトーストを作れば、外はカリカリで中がふわっとした仕上がりになりますし、フルーツグラタンやブラウニー、フランといったカスタードクリームを焼いたようなスイーツも得意なのです。

フランは生地をスキレットに流し込んだ後、お好みのフルーツ類を散らしてオーブンで焼き上げるだけ。焼き上がったら、そのままテーブルに出せるのも魅力的です。この気軽さはスキレットならではですね。

取り分けた後の鍋肌に残る生地のことを考えると、お手入れが面倒で使いたくないと感じてしまう方もいるでしょうが、それほど汚れに悩まされることもありません。それは、使用のたびに「シーズニング」をするからこそ、です。

シーズニングを重ねるたびにスキレット本体に油がなじんでいくので、どうか安心してお使いください。洗剤を使わなくても、温水とたわしで洗い流せばキレイになります。使った後の作業は、普段のテフロン加工のフライパンの汚れ落としをする感覚と、ほぼ同じです。「スキレットだからお手入れが大変」なんてこともないのです。

スキレットをもっと日常に・お手入れさえも愛おしく

スキレットは、まるで「魔法のフライパン」です。焼く、蒸す、揚げる、煮るなど様々な調理法に対応できる懐の広さを持ち、そのフォルムやサイズ感は親近感があります。なぜだか大人も子供も魅了されてしまうのは、それこそ「スキレットの魔法」なのでしょうか。

今は夫婦共働きの時代で、女性の平日フルタイム勤務も珍しくなくなりました。毎日の食事の準備に後片付け、掃除に洗濯、翌日の準備など、日々慌ただしい方も少なくないでしょう。

そんな毎日では、「少しでも手間を省いて無駄なく効率的に」ということも、とても重要だと思います。でもだからこそ、休日にはこうした「ひと手間」や「お手入れ」が必要になるキッチングッズが愛されるのかもしれません。

ちょっとゆっくり、リセットできる休日こそ、こうした「昔ながらのお手入れが必要な道具」を夫婦で、または子供にお手入れ方法を教えながら一緒に作って味わう、という「ひと時」が、贅沢に感じられるのではないでしょうか。

初回公開日:2017年10月07日

記載されている内容は2017年10月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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