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水筒の洗い方|カバー/中栓/パッキン・洗うのに役立つ道具

更新日:2020年02月15日

水筒は細かい溝や隙間があり、洗いにくいですよね。きちんと洗えていないと、水筒にカビや茶渋が付いてしまいます。不衛生で、見た目にも良くありません。水筒のパーツや、汚れによって洗い方は様々です。今回は、水筒の洗い方についてご紹介していきます。

水筒の洗い方|カバー/中栓/パッキン・洗うのに役立つ道具

漂白剤を使って洗うと、ガンコな汚れも簡単にキレイに落ちます。漂白剤の種類に注意が必要で、「酸素系漂白剤」を使用してください。

酸素系漂白剤を使った洗い方は、次の通りです。

1.プラスチックの桶(洗面器など)に水を入れ、漂白剤をキャップ1杯程度入れる。
2.中栓、フタ、飲み口を桶に入れ、30分程浸け置きする。
3.水でしっかり洗い流す。

本体を桶の中に浸けると、外側のラベルが剥がれる可能性があります。水とキャップ1杯程度の漂白剤を本体の内側に注ぎ、30分程待ったら、洗い流しましょう。

素材がゴムのパッキンに漂白剤を使うと、ヒビ割れ、変色の恐れがあります。パッキンは漂白剤に浸けないようにしてください。

水筒用の洗浄剤や粉末を使って、手軽に汚れを落とす、という洗い方もあります。酸素系漂白剤が使われており、汚れをキレイに分解してくれます。

目に見えない汚れを徹底的に洗浄したい方や、漂白剤は買わないけれど水筒をしっかり洗いたい方は、こういった洗浄剤や粉末を使った洗い方も良いでしょう。

キッチンハイター

キッチンハイターとは、台所用漂白剤の1種です。似た商品名で「ハイター」もありますが、こちらは衣料用の洗剤を指します。

キッチンハイターは塩素系漂白剤のため、水筒を洗うために使用するのであれば、注意が必要です。水筒を洗う際の漂白剤は、「酸素系漂白剤」を使用しなければなりません。

塩素系漂白剤は使用しないのが望ましいですが、パッキンであれば使える場合もあります。

キッチンハイターを使用する際の、パッキンの洗い方は下記の通りです。

1.記載されている分量に沿って、キッチンハイターを水で薄める。
2.パッキンを浸け置きする。
3.汚れが落ちたら「すぐに」取り出し、よく水洗いする。

長時間キッチンハイターに浸け置きすると、パッキンに塩素のニオイが移ってしまいます。絶対に、浸け込んだまま放置しないでください。

漂白効果が強いため、キッチンハイターをパッキンに使用する場合は、洗い方に注意が必要です。必ず以下の点に注意して使用しましょう。

1.ゴム手袋をはめて作業する。
2.塩素のニオイが強いため、換気してから行なう。
3.酸素系漂白剤は絶対に混ぜない。

説明書は必ず確認し、パッキンも含め水筒へ塩素系漂白剤が使えない場合には、キッチンハイターで洗わないでください。また、パッキン以外のパーツには、絶対に使わないよう注意しましょう。

卵の殻

水筒の本体は、柄の長いスポンジや、酸素系漂白剤を使った洗い方だと、底までキレイに汚れを落とせます。ところが「柄の長いスポンジをすぐ準備できない」「漂白剤はニオイが気になるから、使いたくない」などの理由から、本体の底までキレイに洗えていない方もいらっしゃるでしょう。

そんな方には、卵の殻を使うのがオススメです。水筒本体の汚れを落とす洗い方として覚えていると、「漂白剤を買うのを忘れていた」という時にも役立ちます。

1.卵の殻を準備する。(生卵でもゆで卵でも、使用済みの殻なら何でも良い。)
2.卵の殻を手のひらや棒などで潰す。
3.潰した卵の殻を、水筒本体の中へ入れる。
4.殻が浸る位まで、水を入れる。
5.水筒のフタを閉め、1分程振る。

水筒を振ることで、卵の殻が内側の汚れを取り除き、キレイにしてくれます。ひどい汚れの場合は全ての汚れを落とせない可能性がありますが、普段の汚れを落とすには十分です。

ラップ

卵の殻だけではなく、ラップも、水筒本体を洗うのに便利です。

1.ラップを約10cm×10cmに切って丸め、水筒に入れる。
2.水筒の3分の1ぐらいまで水を注ぎ、食器用洗剤を2〜3滴入れる。
3.水筒を1分ほど振り、水で洗い流す。

洗い方としては、ラップも卵の殻もほぼ変わりません。

しかしラップの方が素材が柔らかいため、「傷が付きにくい」という利点があります。水筒以外にも、ガラス瓶のような繊細なものでも効果的な洗い方のため、覚えていて損はないでしょう。

汚れ別での水筒の洗い方のコツ

水筒をきちんと洗っているつもりでも、茶渋やカビなどの汚れが生じる場合があります。飲み物を保存するのに、衛生的に良くありませんし、見た目にも良くありません。

ここからは、汚れ別の水筒の洗い方についてご紹介します。

茶渋

水筒にお茶や紅茶を入れる頻度が多いと、茶渋が付きやすくなります。茶渋が溜まると、どうしても目に付きやすいでしょう。茶渋は、酸素系漂白剤でも落とせますが、ここでは重曹を使った洗い方をご紹介します。

【水筒の本体以外のパーツ】
1.タッパーなどの保存用ケースに、50℃ぐらいのお湯を入れる。
2.重曹を小さじ1杯ほど入れる。
3.保存用ケースのフタを閉め、汚れが落ちるまで振る。

【水筒の本体】
1.水筒本体にお湯を入れる。
2.小さじ1杯の重曹を入れ、振る。
3.振っても茶渋が落ちない場合は、30分〜1時間ほど置いておく。

重曹は温度が低いと溶けにくいため、お湯を入れます。

「茶渋を落としたくても、漂白剤は使いたくない」という方は、重曹での洗い方を試してみましょう。

カビ

水筒のパーツのうち、細かい構造のものは、カビが生えやすくなります。カビを落とす洗い方として、酢と重曹を使う方法をご紹介します。

1.酢を10倍に薄める。
2.薄めた酢をパッキンや中栓などにかけ、スポンジや歯ブラシなどでこする。
3.汚れがあまり落ちない場合は、重曹を振りかけてこする。

次のページ:水筒のパーツや汚れに合った洗い方を

初回公開日:2017年09月26日

記載されている内容は2017年09月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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