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様々な油汚れの対処法|衣類の油汚れや台所の油汚れの除去法

初回公開日:2017年09月14日

更新日:2020年08月28日

記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

この記事では、衣類や台所の油汚れの落とし方について、方法・場所別の対処方法をご紹介します。ポイントは、「つけ置き」「中和させる」「温度を上げる」ことです。家の中の油汚れを落として、心身ともにスッキリ過ごせるようにしましょう。

様々な油汚れの対処法|衣類の油汚れや台所の油汚れの除去法

衣類や台所の油汚れは手強い?

衣替えや年末の大掃除で苦労した経験がある方も多いと思いますが、油汚れの掃除は特に手強いと感じるのではないでしょうか?頑固にこびりついた油汚れの掃除は、根気強く対処しなければなりません。

しかし、油汚れの落とし方の基本を抑えることで、キレイな状態を保つことができます。この記事では、日常の中で簡単に実践できる油汚れを落とすポイントをご紹介します。

衣類の油汚れの落とし方は?

ちょっとした不注意で食べ物を衣類にこぼしたりしてしまうことがあります。衣類の油汚れはどのように落とすのでしょうか?ポイントは、「すぐに」「中和させて落とす」「温度を上げる」ことです。ポイントをおさえて、衣類の油汚れの落とし方について、対処法別にご紹介します。

①洗剤

衣類の油汚れを落とすには、前処理として台所用洗剤を揉み込んでおくことが有効です。油汚れは、時間が経過するほど繊維の奥まで染み込んでしまうので、汚れたらすぐに対処することが大切です。汚れが付いてしまった箇所に台所用洗剤を適量揉み込み、その後衣類用洗剤で洗濯をすると油汚れがキレイに取れます。

注意点としては、機械油などを除くマヨネーズなどの油汚れは酸性なので、反対の弱アルカリ性洗剤で中和することです。おしゃれ着洗いの中性洗剤を使わないようにしましょう。また、機械油などの場合は、作業着用の洗剤がありますので、そちらを使うと良いでしょう。

②クエン酸

衣類の油汚れを落とす時には「クエン酸」は適していません。油汚れは中和させて落とすことが基本ですが、クエン酸は酸性のため、酸性の衣類の油汚れよりアルカリ性の汚れに強いからです。石けんカスの汚れや、水垢、タバコの臭いや汚れなどに対してクエン酸を使うと効果的です。

③重曹

クエン酸とは反対に、重曹はアルカリ性のため、酸性の油汚れに効果的です。1/2〜1カップの重曹を洗剤より先に入れ、通常の7割程度の洗剤を使用していつものように洗濯をします。重曹は溶けにくいため、30℃から40℃程度のぬるま湯で洗濯することがポイントです。

また、ワイシャツの襟袖などの落ちにくい油汚れの箇所には、重曹ペーストがです。重曹大さじ3に対して水大さじ1を入れ、重曹ペーストを作ります。油汚れの部分にたっぷりと乗せて30分ほど時間をおいた後、歯ブラシなどでペーストを落としてから洗濯機で普通に洗濯をします。専用洗剤を買わなくても油汚れが落ちる方法です。

④ セスキ水

油汚れの洗濯方法として、セスキ炭酸ソーダで行うものがあります。セスキ炭酸ソーダは、アルカリ剤のため、酸性の油汚れや、垢や血液、食品由来のたんぱく質の汚れも落とします。また、水に溶けやすく、すすぎ水も少なくて済むというメリットもあります。

洗い方は、水30Lに対してセスキ炭酸ソーダ20g程度が目安です。あまり多く入れると洗い上がりがベタつくので、触ってみてほんの少し指先がヌルッと感じる程度で十分です。洗濯物とセスキ炭酸ソーダを洗濯機に入れ、1分程度攪拌します。その後、3時間から一晩つけ置きをしてから洗濯機をまわします。洗い時間は短めの3分程度で十分です。

なお、この方法はつけおきに向かない素材もあるのであらかじめ確認が必要です。

⑤ 酸素系漂白剤

衣類の油汚れを落とすには、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)も有効です。特徴としては、他のアルカリ剤と比べて、油汚れを落とすだけでなく、酸素系漂白剤の持つ活性酸素が汚れを科学的に分解します。そのため、より洗浄力が高く、洗い上がりもさっぱりとします。セスキ水での浸けおきが面倒だったり、より強力な洗浄力が欲しいときにはです。

洗い方は、水30Lに対して過炭酸ナトリウム約30gですが、洗濯物の汚れ具合で調整します。洗濯物を入れた後、お風呂の残り湯などを利用し、40度のお湯と過炭酸ナトリウムを入れて1〜2分攪拌します。その後、20分以上つけおきをしてから、洗い時間1〜2分で洗濯機をまわします。つけおきをしない場合は、洗い時間を15分から20分に設定します。

注意点は、過炭酸ナトリウムは、活性酸素により洗濯槽クリーナーの働きもします。そのため、洗濯槽が汚れた状態で洗濯をすると、洗濯槽の汚れが洗濯物についてしまいます。洗濯槽を掃除してから行うようにしましょう。また、手荒れしやすい人は、アルカリ剤の持つ脱脂作用を防ぐために手袋をすると良いでしょう。

⑥ クリーニング

衣類の洗濯表示を見ると、水洗いができない場合があります。そのような場合は、自宅では油汚れを落とすことができないので、クリーニング店に頼むようにしましょう。ただし、大手チェーンなどのクリーニング店の中には、手間とリスクが掛かり生地を痛めてしまう可能性があることから、十分に処理してくれないこともあります。シミ抜きが得意な個人経営のクリーニング店などは対応してくれる場合もあるので、専門店に相談するようにしましょう。

⑦ 熱湯

頑固な油汚れの場合、熱湯をうまく使うことも効果的です。例えば、厨房で使うコックコートや機械油のついた作業着などのひどい油汚れの場合、熱湯で下洗いをすると汚れが落ちやすくなります。完全には落ちないものもありますが、通常の洗濯と比べて、最大限で油汚れを落とすことができます。

やり方は、まず70〜80℃の熱湯に洗濯用洗剤を溶かし、油汚れのついた洗濯物をつけ込みます。この時、洗濯槽は熱湯に耐用がないため、熱湯に強いバケツなどを使用しましょう。時折り攪拌しながら30分ほどつけ込んだ後、軽くすすぎます。そのまま間を置かずに通常通りに洗濯機をまわします。この方法では、古い油汚れまでは落ちませんが、全体的な油汚れや臭いを取ることができるため、とても有効です。

ひどい油汚れの場合は?

熱湯での洗濯の他にも、ひどい油汚れを落とす方法があります。それは、アルカリ剤へのつけ置き後、高温タイプの石けんを使用してお湯で洗うという方法です。お湯30Lあたり大さじ山盛り2杯ほどの炭酸セスキ水を入れて1時間程度つけ込みます。この時、40℃くらいのお湯を使用するとより効果的です。

その後、2〜3分洗濯機をまわして予洗いをします。この時点で水が汚れるため、一度水を入れ替えます。そして、高温タイプの粉石けんを溶かして泡立てたものを使用し、本洗濯をします。この時も40℃程度のお湯を使用すると効果的です。牛脂、豚脂、パーム油を使用して作られている高温タイプの粉石けんは、40℃以上のお湯で洗浄力がアップします。

衣類の油汚れはついたらすぐに落とそう

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