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男女別汗の臭いの原因と対策方法|服の汗の臭いをとる方法

更新日:2020年08月28日

夏の汗の臭いは自他問わず気になるものです。汗の臭いは周りの人にも不快感を与えますし、洋服に汗の臭いが染みついたり、シミや黄ばみができてしまっては困ります。今回は、気になる汗の臭い対策や、汗のついた洋服の洗濯方法などについて紹介していきます。

男女別汗の臭いの原因と対策方法|服の汗の臭いをとる方法

不快な汗の臭いをチェックしよう

毎日暑い日が続きますが、そんなときに気になるのが汗です。特に人の多い場所だと他人の汗の臭いで不快な思いをしたり、自分も汗の臭いがしていないかと気になってしまいます。今回は、汗の臭いの原因や対策、洋服についた汗の臭いのとり方について紹介します。

汗の臭いの原因は?

私たちの汗には二つの種類があります。一つはエクリン腺と呼ばれ、成分のほとんどが水分です。そのため汗をかいた後も臭いは残らず、すぐに乾いてサラサラになります。二つ目はアポクリン腺と呼ばれるもので、こちらは水分が少なくべたつきのある汗で、臭いの原因となる汗です。なぜアボクリン腺から分泌する汗は臭いの原因となるのでしょうか。

【男性特有の原因1】皮脂の過剰分泌

男性は女性に比べ皮脂の分泌量が多く、余分な皮脂は毛穴にたまります。

【男性特有の原因2】ミドル脂臭

「加齢臭」が40歳あたりからひどくなっていくのに対し、「ミドル臭」と呼ばれる20代の後半あたりから臭いはじめるものがあります。これは、後頭部や首の後ろから発生するで臭いで、汗に含まれる乳酸が皮膚に存在する雑菌によって分解されることで発生する男性特有の臭いです。
 
加齢臭のほうが一般に知られているので、30代くらいの男性だとミドル臭を早めに始まった加齢臭と勘違いする人がいますが、ミドル臭は加齢臭とは全くちがう臭いです。

【女性特有の原因1】スイーツなどの嗜好品の摂取

スイーツの食べすぎも汗の臭いに関係があります。スイーツは動物性脂肪を多く含むため、摂取しすぎると体内で分解しきれなかった脂肪が皮下脂肪として蓄えられます。これがスポーツなどをしたとき、汗と一緒にでてきます。この汗は、脂質やタンパク質といったものを含み、私たちの皮膚に存在する雑菌の栄養となり菌を増殖させてしまいます。そして、増殖した雑菌を含んだ汗は不快な臭いを放ちます。

運動不足

運動不足の人は普段汗をかかないので汗腺の機能が衰えます。逆に、普段運動をしている人は汗腺の機能が活発です。普通、汗腺は汗に含まれる水以外の成分であるアンモニウム、カリウム、ナトリウムなどといった物質を体内で再利用するために体内へ取り込むので、水に近いサラサラとした汗がでます。

運動不足の人は汗腺の機能が低下しているので、水以外の成分の取り込みがうまくできません。そのため、汗が臭いのあるベタベタしたものになってしまいます。

汗の臭いの対策は?

【男性の汗の臭い対策1】体を清潔にする

男性特有のミドル臭や加齢臭といった独特の体臭があることは紹介しました。これらは主に頭や額、首、胸、背中といった体の部分から発せられます。入浴の際は特に念入りにこれらの部分は洗うようにしましょう。また、腋や足の指の間など細かなところも丁寧に洗いましょう。できれば、夜だけでなく、朝の出勤前にもシャワーをあびて、就寝時にかいた汗を流すと効果的です。

【男性の汗の臭い対策2】下着を着用する

男性の場合、シャツなどの下に下着を着用しない人がいます。特に夏場は暑いので敬遠されがちです。下着を着ると汗が吸収されるので、嫌な臭いが外へ発散するのを防いでくれます。

最近では下着にいろいろな機能をプラスしたものが販売されています。防臭タイプのものや、涼感タイプのものなどです。そのような下着をうまく利用すれば下着を着用しても快適に夏を過ごすことができます。それでも大量に汗をかいた場合は下着を取り換えましょう。勤務中など取り換えが無理な時は防臭スプレーなどで対応しましょう。

【女性の汗の臭い対策1】体の洗いすぎに注意

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初回公開日:2017年08月17日

記載されている内容は2017年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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