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お稚児の時の服装・費用の目安・親の服装・お稚児のやり方

更新日:2020年03月10日

「3回参加する幸せになれる」とも言われるお稚児さんをご存知ですか。お稚児行列に子どもを参加させたいと思っているご家庭もあるのではないでしょうか。ここでは、お稚児さんにはどうしたらなれるか、お稚児さんの費用など、お稚児さんに関することをご紹介します。

お稚児の時の服装・費用の目安・親の服装・お稚児のやり方

一般的なお稚児さん(稚児行列)にかかる費用は、参加する寺や神社によってまちまちですが、参加費として5,000~10,000円ほどとなっています。

参加費の中に、祈祷料やお土産代が含まれている場合もあります。衣装代や化粧代は参加費に含まれている場合がほとんどですが、事前に確認しましょう。

この他、子どもの足袋や草履、父母の衣装代を新調する場合はその費用も必要となります。

お稚児さんは何歳まで?

一般的には、自分で歩くことができる年齢から小学生ぐらいまでです。明確に規定がある場合もありますので、事前に問い合わせて確認しましょう。

お稚児さんの衣装

お稚児さんの衣装は、平安装束(神官装束、巫女装束)を基本としています。着付けなどを考慮して、平安装束を大幅に簡略化した稚児装束が多く見受けられます。男女ともに袴が不可欠で、男の子は烏帽子、女の子は天冠を被る場合が多く、舞扇、蓮・桜・紅葉などの造花などを持つことが多いです。

祇園祭

お稚児の費用でもご紹介しましたが、祇園祭でのお稚児の衣装は、お稚児さんの家庭で準備します。平安朝のきらびやかな衣装が特徴的です。

祇園祭では、行事がたくさんあり、その行事ごとに衣装が違いますのでそれぞれ準備します。

一般的なお稚児さん

主催者側で準備しているものを借りるのが一般的です。費用に衣装代も含まれていることが多いです。事前にしっかり確認しておきましょう。足袋や草履の有無も確認しましょう。

また、当日の衣装の着付けを親がしなければいけない場合もあります。着付けは誰がするのか事前に確認し、親がする場合は、着付けの方法などを充分に確認した上で衣装が事前に貸し出されている場合は、一度、着付けをしてみるなど、当日になって慌てないようにしましょう。

お稚児さんの化粧の方法

化粧の方法もそこそこで違いますが、基本的には白粉やファンデーションで顔を白くし、殿上眉(あるいは高眉)と言われる黒丸の眉を描き、赤の紅でおちょぼ口にするのが一般的です。

祇園祭のお稚児さんには、化粧方と呼ばれる顔師が化粧を施します。

お稚児さんの時の親の服装

改まった場ですので、親も参拝にふさわしい服装でなければなりません。また、お稚児行列では歩きやすさも考えないといけません。

お父さんの服装

お父さんは、普段のスーツで充分ですが、ネクタイは落ち着いたものにしましょう。

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初回公開日:2018年05月01日

記載されている内容は2018年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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