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出産祝いのメッセージ例文|友達・友人/兄弟/先輩/職場/先生

更新日:2020年03月05日

親しい人が出産したという知らせを聞いたら、出産祝いのメッセージを送るのがマナーです。しかしどう書けばいいか分からず、困ってしまう人も多いでしょう。そこで出産祝いのメッセージについて、相手との関係別に例文や書き方のポイントをご紹介します。

出産祝いのメッセージ例文|友達・友人/兄弟/先輩/職場/先生

産後のママは体力が落ちたり、育児にまつわる精神的なストレスで、心が不安定になりがちです。普段は笑える冗談でも、産後に限っては笑えなくなる可能性があります。ですから出産祝いのメッセージでも、特に皮肉を込めたブラックジョークやウケを狙った過激な言い回しはしないように、重々注意が必要です。

そもそも出産祝いのメッセージは、本人だけではなく、配偶者や家族、時には親戚までもが目にする機会のあるものです。仮に本人には通用する冗談であっても、周囲の人が見たら悪印象になるかもしれません。

むしろ出産祝いのメッセージというのは、本人を通して相手の家族に送るメッセージであると考え、誰が見ても優しく思いやりを感じる文章になることを目指して書きましょう。

上から目線の書き方をしないこと

出産祝いのメッセージを書く時に、わざわざ悪気をもって横柄な書き方をする人は少ないでしょうが、無意識のうちに「上から目線」なメッセージになってしまうことが往々にしてあります。

特に出産を経験している人の場合、自分の経験を元にして、つい善意からのアドバイスを送ってしまいたくなりがちです。しかし、出産や産後については個人差が大きく、大変だなと感じるポイントや解決方法が人によって違うことも多いのです。

ですから「こうした方がいいよ」という親切心も、逆に相手を困らせてしまう要因になりかねません。出産祝いのメッセージにおいては、あまり細かい助言や情報は敢えて書かない方が良いのです。もちろん、文章自体が乱暴だったり、いかにも偉そうな書き方だったりするのは論外です。

「頑張ってね」も敢えて書かないこと

普段の生活では、何かの際に「頑張ってね」という言い方は使い勝手が良く、言った方も気分がいいものです。ですから、出産祝いのメッセージの中にも普通に入れたくなってしまうでしょう。

しかし産後においては「頑張ってね」という言葉には、相手に負担を感じさせてしまう可能性があり、使わないようにするのがマナーです。

なぜならわざわざ「頑張ってね」と言われなくても、相手は出産や子育てで日々すでに頑張っているからです。また健康状態などによっては、頑張りたくても頑張れない状況のママもいます。そんな中で「頑張ってください」と言われても、困ってしまいます。

出産祝いのメッセージの中で何か応援の気持ちを入れたい場合は、母子ともに健康な事が分かっているという前提で、「子育てを頑張っていて偉いね」「子育ては大変だと思いますが健康には気を付け」などと書くのが良いでしょう。このようなこのポイントを心に留めて、受け取った方の心が和むお祝いメッセージを送って下さい。

メッセージに入れてはいけない「忌み語」とは?

ここまで、出産祝いのメッセージをどう書くかを説明してきましたが、逆にメッセージの中で使ってはいけない言葉もあります。「不吉」を意味する言葉ということで、一般には「忌み語(いみご)」と言われているものです。

出産祝いのメッセージの場合、基本的には「苦労や苦しみを連想させる言葉」など、マイナスに繋がるイメージの言葉は避けることがマナーです。特に赤ちゃんとの別れや、母子の健康や幸せを損なう事に繋がる言葉は、絶対にNGと言えます。具体的には下記のような言葉を使わないように気を付けてください。

「流れる、流れた」「無くす、無くなる」「消える、消えた」「薄い」「終わる、終わった」「切る、切れる」「苦しい」「落ちる、落とす」「破れる、破る」「弱い、弱る」「枯れる、枯れた」「崩れる、崩れた」

これらが出産祝いのメッセージにおける「忌み語」になりますので、書いた後に必ず使っていない事を確認しましょう。

出産祝いのメッセージを贈るタイミング

出産してすぐの時期は避けること

通常、出産祝いのメッセージは出産祝いのプレゼントに添えて送ることが多いものです。そして出産祝いのプレゼントは、「出産しました」という連絡を受けてから買いに出かけるものです。そのため、出産の直後に送らなければいけないというものではありません。

さらに出産後のママは何かと忙しかったり、体調も戻り切らないことが多いものです。そんな中で出産祝いを貰ってしまうと、ただでさえ大変な状況なのに、重ねてお返しの準備をする必要が出てしまいます。相手にとっては、かなり余計な負担となるでしょう。

こうしたことから、出産祝いのメッセージは出産からある程度の時間を空けてから出すというのが一般的であり、相手の事を考えた時に優しい心配りと言えるのです。

目安は1ヶ月以内

では、具体的に出産祝いのメッセージを贈るタイミングについては、いつ頃が良いとされているでしょうか。参考までとなりますが、一般的には、出産してから1週間~1ヶ月くらいの間に送ることが望ましいとされています。

但し、出産祝いのメッセージを送る前に、無事に出産を終えていることや、母子ともに健康状態に問題がないこと(退院していること)を、事前に確認しておく事が必要です。

その際、メールやSNSで繋がっていると、相手の情報を得るのに役立つでしょう。ですから、ひとまずごく短文での出産祝いのメッセージを送信しておく事は、失礼には当たりませんし、情報を得ると言う意味で有効です。

そして少し時間をあけて出産祝いのプレゼントを送る際、あらためて正式なメッセージを添えるというのが、今ドキの出産祝いメッセージの使い方かもしれません。

出産祝いのメッセージの送り方

送り方の種類

出産祝いのメッセージの送り方には、いくつかの種類があります。相手に送る際には、どれか1つだけでもいいですし、複数を組み合わせて送ってみても問題はありません。

出産祝いのメッセージの送り方を大きく分けると、「出産祝いのプレゼントにカードで添える送り方」「手紙や電報を使う送り方」「メールやSNSでメッセージをする送り方」「出産祝いのプレゼントそのものにメッセージを入れる送り方」などの方法があります。相手との関係性や、自分が送りたい気持ちに合わせて、この中からより良い方法をチョイスするといいでしょう。

それぞれの送り方については個々に説明をしていきますが、どの方法を使うにしても、メッセージの作り方に関する基本やマナーは同じです。ここまで書いてきた注意事項を参照して出産祝いのメッセージを考えて下さい。

出産祝いのプレゼントにカードを添えて送る

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初回公開日:2017年09月15日

記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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